“味香みかん”について


2013年に食したミカンは、初めて出会った品種でした。その味は、濃く深く、芳醇な香りのハーモニーな美味しさにビックリ驚嘆したことがありました。2015年に退職した時、唐突に、あの驚嘆したミカンの味を思い出しました。そうだあれを自分の手で作ろうともう矢も楯も堪らず、ミカン作り全く素人で66歳の年寄りが、無謀にも唐津に再移住してミカン作りを始めました。あの時のミカンの味に近づけようと、今日もチャレンジしております。

 

名前を、“味香” と付けたのは、味と香りが素晴らしかったからです。その上食後にも心地良い味のハーモニーが、長く余韻として残ったことが最大の理由です。それらを素直に文字で表したかったのです。その恵みを繫げるという意味から、“恵味香” megumika を当園の名にしました。お口にしていただければ、この想いをご理解いただけると確信しております。 是非ご賞味ください!!

まずは、お試しセット


暖かくなる季節には、冷凍加工食品として、3種5点セットを用意いたしました。先ずはお試しください。

 “味香みかん”を100%原料に、添加物は一切不使用で作り上げました。これを含め、加工食品が全部で7種類御座います。それらをお好きな組み合わせでも、ご注文いただけます。

 

2月~5月頃まででしたら、フレッシュな “味香みかん” との全商品8セット要望にもお応えできます。或いは、お客様のご指定金額範囲内で、お任せセットもご用意できます。

続ける理由


惚れ込んだから続ける

初めて食した時、それまでにも色んな名産地のミカンは食べておりましたが、それらとは一線を画した驚愕の味でした。味には濃くと深みがあり、香りがとても爽やかで、リラックスを与えてくれました。食後の余韻は、口の中で心地良く長く続きます。

名前は、 “味香みかん”

このミカンを一般市場で見かけないのは、普通のミカンの半分以下しか収穫出来ないことにあります。病害虫にも弱く、その被害に遭うと30%というのが、これまでの当園の実情です。そういった事情から、事業として成り立たないという事が現実問題としてあるからでしょう。

底には小さなミカンが一つ

これを天使の小袋と呼んでいます。ススれば、更に一段上の味なのです。その為、剥くときはヘタの上部からになります。それと、ジョウノウと呼ばれる内袋はオブラートのように薄く、種なしですから、お子さんやご婦人方からも食べやすいとご好評です。


減農薬へのチャレンジ

除草剤も防腐剤も使わない、等々の減農薬栽培に取り組んでおります。その分、手による雑草抜きで対応します。20本の樹の下の雑草を、根っ子から抜くだけで半日。一棟を丸々やるのに5日間掛かります。一反だと1カ月です。草刈りでは無く、根っ子からの草抜きでも、3~4週間後にはもう次の雑草の新芽が出始めてきます。雑草の持つ生命力の強さにはとても敵いません。確かに除草剤散布は簡単ですし、作業時間も数時間で済みます。

それでも使いたくないのです。使わない方法を今も試行錯誤の試験を継続中です。長くかかりましたが、どうにか目途も付きつつあります。嬉しい限りです。


除草剤を使ったからといっても、雑草を絶滅させると云う事は不可能です。次の芽の成長は、地中深くで力強く続けられてているからです。雑草の成長する期間が少しだけ延びるという事だけなのです。 

確かに除草剤散布の作業時間は、引き抜きに比べれば、1時間程で済みますから圧倒的に有利な方法です。何よりも労力的・時間的に、とても楽に出来ますので散布する側としては、大きな救いでもあるわけです。

主な理由は、雑草が病害虫の餌や巣になります。だから嫌われ、仇敵そのものなのです。

でも、除草剤の毒性は殺虫剤より強いのではないか? 等と勝手に考えております。

年間4~5回に及ぶ散布を考えると、使用したくないから現在も何とか続けています。

 

現状ではかなりの時間を掛けて雑草抜きをしていますが、同時進行で別の新たな方法を試験・試行しております。悪い雑草ばかりではない!と云う考えから、共生できる方法はないのか? という考えが出発点になってます。現在、その進捗状態の結果が漸く確認できそうな期間という事になりますが、ほぼ確信できそうな段階に来ており、雑草抜きという重労働からも解放されそうです。

 

写真を見て頂いた通り、雑草で覆いつくされているのが、我が園の今日の姿です。

当店の商品事情に、ご理解を!


お届けします、“味香みかん” は光っておりません。

見栄えが悪いのもあります。4月後半頃からは、皮底面から黒点が出始めるものが出てきます。バナナのシュガースポットみたいな、正に “味香みかん” のシュガースポットです。他のミカンでは殆ど見た事がありませんので、これも “味香みかん” の特徴になるかも知れません。この印は、完熟期の証でもあります。

 

当店におきましては、収穫前の防腐剤散布はしておりません。 勿論、ワックス掛けや洗浄・磨き・選果等々の機械通し作業も一切行いません。

其の上、収穫から出荷時の箱詰め作業までの期間で、人の手が触れるのは2~3回です。その際にも、素手では無く手袋をします。出来るだけ、自然な状態を保ちたいと考えているからです。根拠や慣習がある訳でもありませんが、何となくですが “味香みかん” に人工的なストレスを掛けないように! と考えるからです。

これらの事を行うのは、根拠なき確信ですが、当園の一途な こだわり なのです。


その結果でもあると考えておりますが、カビや腐れ等が極端に少なく、棚持ち(日持ち)が長く延びて、味覚が進化していくのです。

 

その事を証明したわけではありませんが、実際、日持ち期間は、12月下旬収穫から6月初旬ごろまで持ちます。そしてこの頃から、カビ発生にも勢いがついてきますので、全てをカビ等の傷みから守れるわけではありません。

ただ少なくとも他の品種の2倍以上の期間に於いて、腐り等は抑えられておりますので、今取り組んでいる考え方や方法は間違ってはいない!と確信しております。

実はこの事が、 “味香みかん” の隠れた大きな特徴になっております。他にもある幾つかの特徴に相乗効果を及ぼしてくれているのです。